SEOの核心はコンテンツの拡充

私は、IT素人ながら、Jimdo無料版を使って、いろいろなジャンルのホームページを作ってきました。

初めて作ったホームページは、音楽関連のものです。

当時は、あまりSEOに意欲的ではなく、せいぜい見出しタグ、タイトルタグ、コンテンツにキーワードを放り込むだけの簡単な対策を施すぐらいでした。

SEOのことに気を取られることなく、あとは趣味まるだしの記事を書いていました。

訪問者は同じ趣味をもった人たちのようで、それなりにパイも大きかったせいか、今でも一定数をキープしています。

いわば、純粋に好きなことの記事を書き、共感を呼ぶコンテンツを作成することに労力を注いだのが功を奏したのかと思います。

その後、「訪問者数の増加」を目的にして作ったホームページでは、コンテンツをなおざりにし、SEOばかりに気を取られてしまい、結果的に訪問者が月300人にも満たない屑サイトを量産してしまいました。

今思えば、時間と労力の無駄でした。

コンテンツを重視してつくった初めてのホームページのほうが訪問者も多く、一定の広告収益を出してくれています。

表面的なSEO対策が検索順位を下げる

個人的な経験としては、SEO対策は基本を押さえるだけで、あとはコンテンツを豊富にすることに注力すべきと思います。

とくに表面的なSEO対策だけに力を注ぐのはおすすめできません。

なぜなら、仮に上位表示されても、コンテンツが悪いと、訪問者が「累積」しないと思います。

また、中身のないサイトでは、サイト直帰率が高まります。

直帰された(滞在時間が短い)データは、Googleさんもしっかり把握しているようで、「質の悪いウェブサイト」として、ゆくゆくは検索順位を下げられてしまうのではないかと思います。

逆に、コンテンツがよく、訪問者の滞在時間が長ければ、Googleさんから「質の良いウェブサイト」として認識され、ゆくゆくは検索順位を引き上げてくれるかと思います。

訪問者の滞在時間を延ばし、満足させることで累積数を伸ばし、自然な被リンクを獲得することで、結果的に検索順位が向上するのではないでしょうか。

SEOはロングスパンで考えなければならず、そのためには表面的な対策よりも、コンテンツの拡充のほうが圧倒的に効果的なのではないかと思いました。

※訪問者の滞在時間や直帰率などのデータは、Googleアナリティクスを設置すれば、簡単に調べられます。